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認知症サポーター養成講座を定期開催 田辺市

 和歌山県田辺市は8日、認知症を理解し、当事者や家族を温かく見守る「認知症サポーター養成講座」の定期開催を始めた。今年は4カ月に1回の割合で開く。

 同講座は市内で2007年から始まり、昨年12月末までに3954人が受講した。これまで団体や学校からの要望を受けて開催していた。

 定期開催の会場は田辺市稲成町の「よりみちサロンいおり」。8日は40〜80代の男女15人が参加。講師で社会福祉士の崎山賢士さんらから、症状や対応の知識を学んだ。

 認知症の代表的な症状は、記憶障害。物忘れの場合は、昨日の夕飯に何を食べたか思い出せなくても、食べたこと自体は覚えている。認知症だと、食べたこと自体を覚えていない。時間や方向の感覚が薄れたり、人間関係が分からなくなったりするなど理解・判断力にも障害が出る。本人に認知症の自覚はあり、症状に最初に気付くのも本人のケースが多いという。

 崎山さんは「症状を理解し、さりげなく援助することが必要」と強調。「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の三つの「ない」を心掛けるよう呼び掛けた。

 認知症サポーター養成講座は60〜90分で無料。問い合わせは市やすらぎ対策課(0739・26・4910)へ。


写真【田辺市の認知症サポーター養成講座で、お茶を楽しみながら、講義に聞き入る受講生(8日、和歌山県田辺市稲成町で)】

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