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櫂伝馬競漕に声援 串本町大島で水門祭

 和歌山県串本町大島の水門(みなと)神社や大島港で10日、同神社の例大祭「水門祭」が営まれた。曇り空の下で雨を心配しながらも、さまざまな神事があり、櫂伝馬競漕(かいてんまきょうそう)では地元の青年らが力強く櫂をこいでレースを繰り広げた。多くの見物人から声援が送られた。

 豊漁や商売繁盛を祈願する祭り。神社の祭神、誉田別命(ほむだわけのみこと)が大島近くの通夜島に上陸した際に、島民が船で出迎えた伝承を再現されたとされている。

 櫂伝馬競漕は「鳳(おおとり)」「隼(はやぶさ)」の2隻が、大島港から串本港付近まで往復3・6キロの速さを競う。1隻につき、こぎ手12人とかじ取り役の「艫(とも)櫂持ち」、声を掛けたり音頭を取ったりする伝馬幹事の計16人が乗る。

 艫櫂持ちが宣誓をした後、両船は大島港で地元住民らの声援を受けて出発。掛け声を合わせて櫂をこぎ、串本港付近に設置していた旗を取って大島港へ引き返した。鳳がリードして、そのままゴール。見物人から拍手を受けた。


写真【スタートして力強くこぎ出す(左から)隼と鳳の櫂伝馬=和歌山県串本町の大島港で】

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