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中学生が障害者スポーツ体験 串本町の大島中

 和歌山県串本町須江の大島中学校(布引伸幸校長、15人)で13日、パラスポーツ(障害者スポーツ)について学び、体験する授業「あすチャレ!スクール」が開かれた。生徒14人がパラスポーツの選手と一緒にゴールボールという競技を体験し、障害についての話も聞いた。

 日本財団パラリンピックサポートセンターの主催。「あすチャレ!スクール」は、小中高生に学びの機会を提供する体験型授業。パラスポーツによるプログラムを通じ、子どもたちに気付きを与え、意識を変え、行動(明日へのチャレンジ)につなげるのが目的。2016年度にスタートし、17年度からは日本航空の協力を得て全国で実施している。

 県内での開催は初めて。講師は、北京パラリンピック女子ゴールボール日本代表の高田朋枝さん(33)が務めた。

 高田さんは、パラリンピック正式種目であるゴールボールについてルールから説明。試合は3人対3人で行い、全員がアイシェード(目隠し)をし、攻撃側が鈴の入った重さ1・25キロのボールを転がして幅9メートルのゴールを狙う。ゴールは3人で守り、ボールを止めれば攻守交代となる。コートのラインはテープの下にひもを通しており、感触で分かるようにしている。

 生徒は2チームに分かれて対戦。初めての競技に悪戦苦闘しながら挑戦した。生徒からは「全然見えないので怖かった」「どこにボールがあるか分からないし、自分が投げた方向も分からない」などの感想があった。3年生の谷川海斗君(15)は「この状態で、よく競技ができるものだと驚いた」と話した。


写真【高田朋枝さん(奥右)に教えてもらいながらゴールボールを体験する生徒=13日、和歌山県串本町須江で】

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