AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

中学生が干菓子をデザイン 地元店舗が商品化へ

 和歌山県田辺市の新庄中学校3年生(50人)が、地域にある国の天然記念物「神島」を表現した干菓子を地元の和菓子店と共同で作った。「神島」の魅力が一目で分かるようなデザインで、近く商品化されるという。

 生徒は昨年、美術の授業で和菓子や文様について学び、班ごとに考えて粘土で和菓子を作った。学校では生徒たちのアイデアが生かせないかと考え、新庄公民館に相談。同市たきない町の「京菓子司 福田屋」田辺店の店主、永用昌也さん(43)が趣旨に賛同し、協力することになった。

 生徒は、自分たちが作った和菓子の粘土作品10点を新庄公民館や市立美術館に展示し、来館者に人気投票をしてもらった。全校生徒や保護者らにも意見を聞き、最終的にデザインを決めたという。それを基に永用さんが作った。

 和菓子は神島の形、神島に生えている植物「ハカマカズラ」、梅、海をイメージした4種類の干菓子。色はピンクと白。神島をよく訪れた南方熊楠にちなみ、粘菌に見立てたコンペイトーも入れた。

 このほど、永用さんが新庄中を訪れ、生徒に完成品をお披露目した。生徒が地域を思って作っていることから、仮の商品名として「想(おもい)」と名付けた。


写真【「神島」をイメージした和菓子を生徒に見せる永用昌也さん(右)=和歌山県田辺市新庄町で】

更新)