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住民の目で避難計画 田辺市、地域別に地図作り

 和歌山県田辺市は2018年度から、住民参加型のワークショップを通じた津波避難計画作りを始める。地域の実情に合わせ、住民が避難路や避難場所を決め、地図にする。さまざまな立場で対策を考えるとともに、住民間の連携を深める狙いがある。

 対象は津波災害警戒区域の自主防災組織68組織。ワークショップは1組織当たり年間3回の予定。自主防のメンバーを中心に5〜10人の参加を見込んでいる。必要に応じ、消防団などの関係団体にも呼び掛ける。

 市防災まちづくり課によると、1回目は市が計画作りを説明し、住民が地図を見ながら避難を議論する。2回目は実際に地域を歩いて、課題を確認。3回目で課題などを反映させた地図をまとめる。開始は夏ごろから。4年間で、全68組織の避難計画を作る。

 ワークショップを通じて、「この道は避難に向いていない」「避難場所は遠いので、まず近くのこの場所に避難した方が安全だ」「ここのブロック塀が崩れる恐れがある」など住民ならではの視点を反映させてほしいという。


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