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新庁舎の高台移転先を可決 串本町議会

 和歌山県串本町が町役場本庁舎(串本町串本)と町役場古座分庁舎(同町西向)を統合し、高台に建設する役場庁舎の場所が、同町サンゴ台のくしもと町立病院裏北側に決まった。町議会3月定例会が開会した7日、町役場庁舎の位置を定める条例の一部改正案が可決された。

 町は当初、高速道路建設に伴ってダンプカーなどが通行する作業道(町道サンゴ台中央線)に沿って、JR串本駅裏を造成し、そこに新庁舎を建てる考えで町議会でも説明してきた。しかし、その計画では、町道サンゴ台中央線の工事進捗(しんちょく)状況との関係から、合併特例債と緊急減災・防災事業債の期限となる20年度末までに庁舎を完成させるのが難しいと判断。昨年11月、町立病院裏北側へ候補地を変更する考えを示し、今年1〜2月、新庁舎建設の住民説明会を18回開いて経緯や施設の概要などを説明した。

 新庁舎の位置を町立病院裏北側に定める議案は全議員が出席して無記名投票され、賛成11、反対4で可決された。この場所は町土地開発公社の所有地で、サンゴ台地内に建設が計画されている高速道路のインターチェンジのアクセス道路沿いとなる。海抜は約50メートル。

 町は新庁舎について、本庁舎、分庁舎、保健センターなどを集約し、できる限りコンパクトで機能的な庁舎にすることを考えている。新庁舎への町コミュニティーバスの運行計画や、移転後も現庁舎での一部窓口業務をするなどの跡地利用も考えている。18年度一般会計予算案には、新庁舎建設事業(基本・実施設計業務委託料など)3965万円を計上している。


写真【新庁舎が建設される場所。右奥はくしもと町立病院(和歌山県串本町サンゴ台で)】

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