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薪炭林調査へドローン導入 みなべ川森林組合

 和歌山県のみなべ川森林組合(田中昭彦組合長)が、小型無人機「ドローン」を導入した。薪炭林の保全、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の次世代継承が目的で、みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会の補助金を活用した事業。試験的に、梅林関係者の依頼を受けて上空からの梅林の映像を撮影するなどした。今後、本格的な薪炭林の実態調査などに活用していく。

 組合によると、地域内に薪炭林がどの程度あるか実態は正確に把握できておらず、適正に管理されているかどうかの調査もされていないという。上空から撮影できるドローンの特性を生かし、樹木別の実態調査、択伐した薪炭林の生育経過を調べる。

 その結果を基に、製炭者に薪炭林の情報提供を行い、原木林の安定供給、備長炭生産量維持に生かす。また、択伐方法の違いによる薪炭林の生育状態の違いを比較し、基準となる択伐法を見いだすことで、循環的で健全な薪炭林の保全にもつなげたいと考えている。

 世界農業遺産エリアを対象に、森林所有者と共同で、薪炭林調査に4月からかかりたいと予定している。


写真【梅林の様子を上空から撮影するため、ドローンを飛ばすみなべ川森林組合の松本貢参事(和歌山県みなべ町東本庄で)】

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