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プロの料理味わう 田辺市、鳥獣害対策でジビエ普及へ

 和歌山県田辺市上芳養の日向会館で14日、イノシシやシカなどジビエ(野生鳥獣肉)の魅力を紹介する催し「ジビエを知る会」があった。地元の住民ら約90人が、シカ肉のローストやイノシシの骨でスープをとったラーメンなどを味わった。

 同地区では2月から紀州ジビエ生産販売企業組合が、ジビエの加工施設を運営。農業が主産業の地区で、鳥獣害対策が進むと期待されている。地元農家でつくる会社で、農業や狩猟、産品販売を手掛ける「日向屋」が、施設のPRやジビエの普及のために催しを企画した。

 メニューは「シカすじポン酢」「シカ肉のロースト」「イノシシ骨ラーメンのイノシシチャーシュー載せ」「タケノコとエンドウ豆の炊き込みご飯」。上芳養在住で、フレンチが専門の料理人、更井亮介さん(28)が腕を振るった。

 会には子どもから高齢者まで幅広い世代が参加したが、どのテーブルもすぐに完食。地元の山添踊香さん(55)は「シカすじポン酢は添えていたオレンジがアクセントになって、女性向き。ローストは軟らかく、臭みが全くない。家庭では食べられないプロの味」と笑顔を見せた。


写真【ジビエ料理を堪能する親子連れや地域の農家ら(和歌山県田辺市上芳養で)】

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