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和歌山県全域にカメムシ注意報

 果樹に被害を及ぼすカメムシが多く発生しているとして和歌山県農作物病害虫防除所(有田川町)は1日、県内全域に病害虫発生予察注意報を発令した。紀南地方では梅の収穫が間近で、農家らは警戒を強めている。注意報は昨年9月にも発令されたが、春は4年ぶり。

 同防除所によると、県内47カ所の落葉で越冬したチャバネアオカメムシを調査した結果、約6割の箇所で確認できた。捕獲数は50リットル当たり1・5匹で、平年の0・5匹の3倍となった。みなべ町東本庄の県うめ研究所に設置した「予察灯」でも4月1〜25日、ツヤアオカメムシが221匹捕獲され、過去8年間の平均9・5匹を大きく上回った。

 同防除所は「昨年秋に発生が多かったことから越冬数も多く、4月の気温が高かったことで活動が活発になったのではないか」と推測。まもなく収穫が始まる小梅への被害が予想され、薬剤散布による早めの対策を呼び掛けている。スモモやミカンなども山林に近い園地では注意が必要だという。


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