AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

保育無料、出産祝い金も 古座川町が子育て応援

 和歌山県古座川町は子育て世帯の経済的な負担を軽減するため、本年度から保育料を無料化している。出産祝い金の制度も創設した。すでに給食費は中学生まで、医療費は高校卒業まで無料化している。西前啓市町長は「町として子育てを応援し、定住につなげたい」と話している。

 町の4月1日現在の人口は2784人。1975年には5千人を超えていたが、減少が続き、2014年に3千人を下回った。年間の出生数は最近5年間、10人前後で推移。国立社会保障・人口問題研究所は45年には1297人まで減少すると推計している。

 高池保育所の園児数は60人前後で推移しており、本年度は52人(町外からの入所含む)。無料化により約630万円、一部無料化にした17年度と比べても約260万円の減収になる。西前町長は「都市部に比べ、住民1人当たりの所得が低い。安心して子育てするため支えが必要だ」と話す。他に三尾川へき地保育所にも7人が入所している。

 「子育て支援出産祝い金」は第1子5万円、第2子10万円、第3子以降は30万円を支給する。出産後2年以上居住する意思を確認し、子育て世帯の定住化を図る。


写真【こいのぼりの下で元気に走り回る高池保育所の園児(和歌山県古座川町池野山で)】

更新)