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トランクに自転車積めます 田辺観光バスが器具開発

 和歌山県白浜町堅田の田辺観光バスは、観光バスのトランクにスポーツ用自転車を積載できる器具を開発した。6月には旅先でサイクリングを楽しめるツアーも企画しており、大谷晃一社長(40)は「県で自転車が普及する後押しもできれば」と話している。

 同社によると、自転車をバスのトランクに積んで運べるバス会社は全国でも珍しいという。

 器具を考案、制作したのは同社の運転手、永田勇さん(53)。1年ほど前、趣味のサイクリングで愛媛県今治市と広島県尾道市をつなぐ瀬戸内しまなみ海道を訪れた際に「和歌山からも気軽にサイクリングに来られるツアーがあれば」と思ったのがきっかけだった。

 一般的に、スポーツ用自転車を運ぶには、前後輪を外して専用のバッグに入れて運ぶ。前輪だけを外して車の荷台に載せることもできるが、目的地から車がある出発地点まで戻る必要があるという。

 同社の器具は前輪だけを外して積載でき、バスが走行する衝撃で故障しないようトランクに敷いた板に自転車を立てたまま固定。16台の自転車を積むことができる。途中で自転車が故障したり、体調が悪くなったりしても、自転車と一緒にバスに乗ることができるのも利点という。


写真【自転車を積んだバスのトランク】

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