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ミカンの収穫量過去最少 和歌山、シェアは全国一を維持

 2017年度の和歌山県産温州ミカン収穫量(概数)は14万4200トンで、統計開始以降、最少だった1995年度を7900トン下回った。天候の影響で果実数がかなり少なかった。一方、不作は全国的な傾向だったため、全国シェアはほとんど変わらず、2004年度から14年連続で最多を維持した。

 近畿農政局が15日に発表した。10アール当たりの収穫量は2040キロで、前年度の2250キロより約1割(210キロ)落ちた。着花数が前年度より少なかった上、5月が高温少雨となり、果実の生理落下が多かったためという。一方で、大きさは前年度よりやや良好となった。

 県内の収穫量は統計開始の1971年度以降、80年代前半までは30万トン台、90年代前半までは20万トン台を、それ以降は10万トン台後半を推移。近年は14年度17万3700トン、15年度16万200トン、16年度16万1100トンとなっていたが、17年度は前年度を1万6900トン下回った。過去最少は1995年度の15万2100トンだった。

 収穫を目的にした面積は7070ヘクタールで、優良品種への植え替えや高齢化による廃園などで、前年度より90ヘクタール減った。1970年代までは1万2千ヘクタール以上あったが、減少傾向が続いている。

 17年度の全国収穫量は74万1300トンで、県産はこのうち19%を占める。次いで、愛媛16%、熊本12%、静岡11%などと続く。


写真【出荷に向けて選果される温州ミカン。和歌山県は昨年度も、生産量が日本一で、14年連続となった(昨年11月、田辺市下三栖で)】

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