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ビジネスの設計図学ぶ 和歌山県が創業セミナー

 和歌山県は17日、田辺市新庄町のビッグ・ユーで、創業に関心のある人を対象にした「創業セミナー」を開いた。56人が参加し、専門家からビジネスモデルの設計図の作り方を学んだほか、地元企業の経営者らによるパネルディスカッションもあり、創業の経緯や転機などについて聴いた。

 事業革新のワークショップなどに取り組んでいる一般社団法人「関西dラボ」(大阪府)の岡田明穂代表理事が講演し、世の中にあらゆるモノやサービスがある中で、客にとっての新しい価値を創り上げて事業化に持っていくプロセスが非常に重要であると強調。その上で「ビジネスモデルとはビジネスの構造である。建築では必ず設計図を描くが、ビジネスも一緒。強いビジネスを作るためには構造設計が必要。構造設計をするツールで世界標準となっているのが、ビジネスモデルキャンバスだ」などと説明した。

 ビジネスモデルキャンバスとは、なぜその会社の商品を選ぶのかという「価値提案」や主要な顧客はどういう人たちかという「顧客セグメント(かたまり)」、価値を提供するための方法を示す「主要活動」など九つの要素に分けて図示するものであると解説。その上で、各参加者がビジネスモデルキャンバスを作る体験をし、完成後は2分の持ち時間で隣の席の人に自分のビジネスモデルについて説明した。


写真【県が開いた創業セミナーで、それぞれが作ったビジネスモデルキャンバスを説明し合う参加者ら(17日、和歌山県田辺市新庄町で)】

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