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和歌山県内で記録的な雨 田辺市龍神は325ミリ

 梅雨前線が活発化した影響で20日、和歌山県内各地で激しい雨が降った。和歌山地方気象台によると、降り始めの19日午前3時から21日午前9時までの総降水量は、龍神(田辺市)で325・5ミリを観測。24時間雨量でみると、6月の観測史上最大となった所が多く、気象台は「まとまった雨で地盤が緩んでいることから、少しの雨で土砂災害が発生する恐れもある」と注意を呼び掛けている。

 気象庁の観測では、龍神に次いで多かったのは護摩壇山(田辺市)と栗栖川(同)で302ミリ。このほか、紀南地方の総降水量は、本宮(同)275・5ミリ▽西川(古座川町)169・5ミリ▽色川(那智勝浦町)153ミリ▽新宮、日置川(白浜町)109・5ミリ▽南紀白浜(白浜町)107・5ミリ▽潮岬(串本町)71ミリだった。

 21日午前0時時点の24時間降水量を見ると、県内では有田川町・清水(280ミリ)、龍神(318・5ミリ)、日高川町・川辺(182・5ミリ)、本宮(268・5ミリ)、栗栖川(293・5ミリ)、護摩壇山(294ミリ)が6月の観測史上最大だった。1時間降水量でも清水(62ミリ)と栗栖川(53・5ミリ)が6月の記録を更新した。

 この雨の影響で、田辺市龍神村小又川では、国道425号沿いの斜面から土砂が流れ込むなどしたため、21日午前6時40分から全面通行止めとなった。県によると数日での復旧を目指しているという。県道の田辺市上野―上富田町岡や同市平瀬―和田も崩土のため、全面通行止めとなっている。

 田辺市芳養松原1丁目の芳養漁港では、大量の木くずや竹が港内に流入した。市が撤去作業をしているが「2、3日はかかるのではないか」という。


写真【木くずや竹が大量に流れ込んだ芳養漁港(21日午前9時半ごろ、和歌山県田辺市芳養松原1丁目で)】

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