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お囃子の稽古に熱 田辺祭を前に

 和歌山県の田辺市街地で営まれる田辺祭(24、25日)を前に、笠鉾(かさほこ)の中で奏でるお囃子の稽古が各地区で熱を帯びている。北新町の演奏者「笠の内」は6人。一時は人手が足りなくて苦労したが、今は後継者が育っている。

 太鼓や笛、三味線を奏でる6人は、地区内の人が2人、それ以外は地区外の人。年齢は30代、40代と70代。

 笛は3人いるが、7年前に1人だけになったことがあった。そのときに吹いていたのが現在も担当する大西秀俊さん(48)=田辺市芳養松原1丁目。笛は音色を止めてはいけないため、1人の時は曲を完璧に途切れることなく、演奏することに苦労したという。

 その2年後、大西さんがフェイスブックで「笠の内」を募集しているのを見て、坂尻隆一さん(33)=同市芳養松原2丁目=が笛に加入。志波宏三さん(73)=同市中屋敷町=も入って3人になった。2人とも田辺祭の担い手に憧れており、念願の参加だったという。

 後継者として期待される坂尻さんは「田辺祭は最高。やればやるほど楽しい。先輩の技を盗み、上手だと言われる演奏ができるように頑張りたい」と意気込んでいる。


写真【お囃子の稽古に臨む「笠の内」の6人(6日、和歌山県田辺市北新町で)】

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