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復旧作業に全力 台風20号被害の川湯温泉、和歌山

 台風20号で大きな被害を受けた和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉街に25日、市職員やボランティアらが集まり、地元の人たちと一緒になって浸水被害を受けた旅館などの復旧作業に汗を流した。

 市によると、本宮町内では全壊1戸、半壊1戸、床上浸水26戸、床下浸水5戸の被害があった。特に、旅館や民宿、ペンションが軒を並べる川湯温泉街の被害が大きく、床上浸水22戸、床下浸水2戸となっている。

 市職員は25日朝から、約90人が15班に分かれて活動。残暑の日差しが照り付ける中、汚れた家財道具を運び出したり、泥かきをしたりした。26日も同規模の人員で作業に当たる予定。

 旅館「冨士屋」ではロビーに土砂が流れ込み、玄関前の道路が陥没した。この日の作業では、泥だらけになったテーブルやいす、冷蔵庫、畳、ソファなどが次々と外に出された。

 旅館関係者は「自分たちだけで作業をするのはとても無理なので、来てもらってとてもありがたい。できるだけ早く営業を再開できるように頑張りたい」と話した。

 県商工会青年部連合会や田辺市社会福祉協議会からも、それぞれ10人がボランティアとして駆け付けた。


写真【旅館内から水につかった家財道具が次々と運び出された。玄関前の道路は陥没している(25日、和歌山県田辺市本宮町川湯で)】

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