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台風被害の孤立集落へ物資運ぶ 田辺市龍神村

 台風21号の最接近から3日がたった7日も、和歌山県田辺市龍神村丹生ノ川にある奈良との県境に近い菅野の集落に住む2世帯3人が、県道龍神十津川線の倒木などで孤立した状態が続いている。7日午前、市龍神行政局の職員3人が食料などの救援物資を届けた。

 龍神村と奈良県十津川村を結ぶ同県道は、暴風雨で道路が崩れて数カ所で倒木が道をふさぎ、5日から全面通行止めにして復旧工事を急いでいる。

 集落は龍神村殿原の元殿原小学校から奈良県方面に約13キロの所にあり、高齢夫婦2人と高齢男性1人が住んでいる。道路の通行止めと停電があり、固定電話も通じない。設置されていた行政無線機を通じて連絡は取れており、無事は確認されていた。

 無線機のバッテリーがなくなり、行政局職員が安否確認のため6日に訪れた際は元気な様子だったが、1軒の家屋に倒木の被害があった。飲料水は谷水で確保できており、7日はパンや缶詰めなどの食料、ライト、バッテリー、衛星携帯電話などを届けた。

 同県道は道路が半分ほど崩壊した所や、倒木があちこちにあった。集落の近くで倒木が完全に道をふさぎ、行政局職員は車を止めて、残り約2キロを徒歩や自転車で物資を運んだ。


写真【倒木の下をくぐり、救援物資を運ぶ市龍神行政局職員(7日午前10時半ごろ、和歌山県田辺市龍神村丹生ノ川で)】

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