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3万7千戸で停電続く 和歌山県内

 4日に近畿地方を通過した台風21号の強風により、和歌山県内各地で停電が続いている。関西電力によると7日正午現在、電線が切れたり電柱が倒れたりして県内で約3万7千戸が停電中。田辺市内では上芳養や秋津川など山間部を中心に約210戸の停電が続き、住民の生活に大きな影響を与えている。

 田辺市上芳養では、台風から3日たった7日も約130戸が停電している。上芳養北部の小恒地区では停電に加え、水道も使えない状態。

 ある男性(66)はガソリンで動く自家発電機でしのいでいるが「携帯電話もつながりにくい。食事は、近所の電気が復旧した家に炊飯器を持って行き、米を炊かせてもらっている。街灯も消えていて夜になると真っ暗。何もできず、夜が長く感じる。本当につらい。電話がつながらないと病気など緊急時でも連絡できない」と話した。

 関電和歌山支社によると、7日正午現在、紀南では他に印南町で約2060戸、みなべ町で約1260戸が停電中。復旧作業を急いでいるが、倒木でなかなか現場に入れなかったり、事故の場所が特定できなかったりして作業が進まない所もあるという。切れた電線や、傾いた電柱に近づかないよう呼び掛けている。


写真【停電が続き、自家発電機に燃料を入れる住民(7日、和歌山県田辺市上芳養小恒地区で)】

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