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近大マグロ被害1億円 台風21号でいけす壊れる

 近畿大学は10日、紀伊半島南部に4日に最接近した台風21号の影響で、和歌山県串本町須江の海に設置している「近大マグロ」養殖いけす(直径30メートル)が壊れ、約250匹が死んで、約350匹が流出したと発表した。

 近大によると、須江に設置していたいけす3基のうちの1基が台風の波の影響で固定用ロープが切れて流されて、破損した。このいけすでは平均体重30キロの出荷サイズに成長した2015年産クロマグロ約600匹を飼育していた。数匹は生きていたが、傷つき瀕死(ひんし)の状態だったという。被害総額は約1億円。マグロ以外の養殖魚には被害がなかった。

 近大は、被害は須江のいけす1基だけで「近大マグロ」の養殖は奄美大島などでもしているため、大阪市北区と東京都中央区にある養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」の運営には問題ない、と話している。


写真【台風21号で壊れた近大マグロのいけす(和歌山県串本町須江で)】

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