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停電の長期化陳謝 関電和歌山支社長

 台風21号の影響で和歌山県内各地で停電が続いていることについて、関西電力和歌山支社の近藤忠司支社長らが12日、県庁で記者会見し「長期間にわたり停電を発生させ、県民の皆さまの生活、産業に多大なる影響とご迷惑をかけておわび申し上げる」と陳謝した。復旧時期については明言を避けたが「数日の間に停電箇所を極小化したい」としている。

 台風21号の強風による飛来物や倒木などの影響で、県内で多くの電線が断線し、電柱202本が倒れた。そのため、最大約24万戸が停電。送電線の幹線ルートはほぼ復旧しているが、山間部など残り約3千戸は停電が続いている。他会社から約700人の応援を得て、千人態勢で復旧に当たっているという。

 停電が長期間にわたっている原因として、被害が広範囲だったこと、道路が狭く工事車両が進入しづらい場所があることなどが原因という。電線に木が倒れている箇所がいくつもあり、台風21号の影響で機器が傷み、復旧後に停電するケースもあって、その対応にも追われているという。

 関西電力は当初「7日中に大部分を復旧させる」としていたが、近藤支社長は「想定以上だった」と話した。

 市町村を通じて住民から多くの問い合わせがあったのに十分な対応ができなかったことは「各自治体に問い合わせが殺到し、本当にご迷惑をおかけした。的確な情報を流していなかったことをおわび申し上げる」と話した。

 12日午後0時20分現在、県内の停電状況は、有田川町の約1330件が最多。紀南でも田辺市約80件、串本町約10件が未復旧となっている。


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