AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

モクズガニ漁がシーズン 古座川流域の河川

 和歌山県古座川町の古座川流域など各地の河川でモクズガニ漁が始まっている。流域住民らが夕方、川底に魚のあらなどを入れた籠を仕掛け、翌朝引き上げている。

 紀南地方では一般的にズガニと呼ばれているモクズガニはイワガニ科で、中国料理の高級食材として知られる上海ガニの仲間。海で産卵し一時期を過ごしてから川に遡上(そじょう)して育つ。産卵のため川を下る秋から本格的な漁が行われている。秋の味覚として人気があり、塩ゆでにしたり、みそ汁に入れて食べたりする人が多い。カニみそが入った甲羅に日本酒を入れて飲む人もいる。

 古座川流域の七川ダムより下流では、古座川漁協が9月1日〜12月31日の漁期を設け、鑑札を発行している。組合員以外は有料。籠は1人3個までに制限している。

 毎年、自宅近くの川に籠を仕掛けている同町小川の谷口清さん(88)は「僕らが子どもの頃は食べなかったが、20年ぐらい前からおいしいと人気が出てきて取るようになった。これまでに最高で1籠に73匹入ったこともある。塩ゆでにして食べたり、近所の人にあげたりしている」と話していた。

写真【川底から引き上げられた籠(11日、和歌山県古座川町小川で)】

更新)