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うめ21研究センター廃止 民間が汚泥堆肥化施設に

 和歌山県みなべ町は同町東本庄にある町有施設「うめ21研究センター」を廃止した。今後は、民間が町から土地を借りて、公共下水道施設から出た汚泥を堆肥化する施設を造る計画にしている。町はそこに公共下水道汚泥の処理を委託する予定という。

 センターは旧南部川村が1986年、梅加工開発センターとして設置したのが始まり。梅干しの1次加工技術研究に取り組み、90年からは、栽培から1次加工までの試験研究をする施設、うめ21研究センターになった。ケシキスイ対策試験、南高梅優良受粉樹選抜、医学的効能研究による特許取得、梅農家後継者の栽培技術を学ぶ研修生受け入れなどの事業をしてきた。

 2004年には東本庄に県のうめ研究所が建てられ、研究の役割はうめ研究所に求めるようになった。その後、町内各種団体の代表によるセンター運営協議会で活用策を検討し、町内の青年農業クラブの研修園や観光用の梅収穫体験に利用するなどしていた。

 15年4月からは休館となったが、民間による汚泥の堆肥化施設としての活用の計画も出てきたため、町はセンターを廃止し、町有地を民間に貸し出す方向にまとまった。


写真【廃止されたみなべ町のうめ21研究センター(和歌山県みなべ町東本庄で)】

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