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ポンカンの収穫始まる 串本町「量少ないが味は良い」

 和歌山県串本町の重畳山(かさねやま)で今月上旬から、町の特産品ポンカンの収穫が始まっている。地元の農家が、大きさや色づきの良い実を選び、一つずつ枝からはさみで丁寧に切り取って籠に入れている。重畳山果樹生産組合の田中忠組合長(72)=串本町伊串=は「今年は気候が不安定だったので収穫量は例年より少ない見込みだが、味は良い」と話している。収穫作業は来月中旬まで続く。

 23戸の農家でつくる同組合は、日当たりの良い重畳山の斜面約15ヘクタールでポンカンを栽培している。選果や出荷は各農家がしており、果実のままだけでなく、ジュースやジャムなどに加工して地元の道の駅などで販売したり、個人へ直売したりしている。インターネット販売で全国各地にも発送している。正月に向けた贈答用の収穫と箱詰めの作業は今月下旬にピークを迎えるという。

 2008年からポンカンを栽培している竹田敏明さん(67)と妻の由紀子さん(63)=同町姫=の農園では、10日から収穫作業を始めた。約50アールに約200本植えており、今季は6トンほどの収穫を見込んでいる。敏明さんは「今年は実の多い表年だが、量はそれほど多くない。実の色づきは少し遅いが、品質は良い」と話している。


写真【色づいたポンカンを収穫する農家(18日、和歌山県串本町伊串で)】

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