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児童がまちづくり提案 上富田で子ども議会

 和歌山県上富田町内にある全5小学校の6年生代表が、町にまちづくりの提案や質問をする「子ども議会」が12日、同町朝来の町役場内にある町議会議場で開かれた。児童2人が正副議長を務め、10人が「議員」になって地域の安全や観光、災害などをテーマに質問した。

 町青少年育成町民会議が2002年から開いており、これまでの子ども議会で出た提案が町政に反映されたこともある。

 町からは奥田誠町長や各課の課長と職員ら約20人が出席。議長の尾崎蒼生君(朝来小)と副議長の森岡莉樂さん(同)が議事を進行し、各校2人ずつの議員が登壇した。傍聴席には多くの教職員や保護者らが駆け付けた。

 早川愛さん(市ノ瀬小)は災害に備えて町内のスーパーマーケットや病院などに「募金箱」を置き、その募金で避難所の物資を充実させたり、被災後の復旧費用に充てたりする案を提案。「募金箱を町のマスコット『ひょうたんせんぱい』の形にすれば、みんなが興味を持って見てくれると思う」と述べた。

 町会計課は「集まったお金を災害に備えるために使うという直接的な効果もあるし、住民の防災意識を高める効果も期待できる」と答えた。

 倉本華さん(生馬小)は「安全なまちづくりについて」と題し、外灯を増やすことや用水路にふたを付けることを提案。町総務政策課は、防犯灯の設置については町内会に補助金を出していることを紹介し、用水路については「危険な箇所は、ふたや防護柵などの設置が必要だと考える」と答えた。


写真【議場で町に提案や質問をする児童(12日、和歌山県上富田町朝来で)】

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