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被災地の植樹、550本達成 大水害の田辺市伏菟野

 2011年9月の紀伊半島大水害で土砂災害に遭った和歌山県田辺市伏菟野の住民らが10日、被災地で植樹作業をした。「現場をサクラとモミジの名所にしよう」と毎年続けてきた活動も5回目を迎え、目標だったサクラ400本、モミジ150本を達成した。

 伏菟野地区は水害時、山の深層崩壊が起きて5人が亡くなるなど、大きな被害を受けた。

 植樹は、もともと紅葉がきれいだった現場をサクラとモミジの名所にしようと、地元の住民らでつくる「伏菟野の明日を考える会」(会長=宮永昌幸区長)などが2015年から毎年この時季に取り組んできた。

 この日は住民ら約40人が参加し、サクラ100本とモミジ80本を植樹。寒空の下、高さ2〜3メートルの若木の根元に次々と土を掛けていった。

 目標本数に達したため、一斉での植樹は今回で一区切りにする予定。今後は、有志で補植していくという。


写真【災害現場の斜面に植樹する住民ら(和歌山県田辺市伏菟野で)】

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