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大島中学が72年の歴史に幕 串本町

 和歌山県串本町の紀伊大島唯一の中学校、大島中学校(串本町須江、布引伸幸校長)が本年度で閉校となり、72年の歴史に幕を閉じる。16日には卒業式と閉校式がある。閉校式では地元住民らが踊りなどを披露し、大島中での最後となる行事に花を添える。学校は「最後の大島中学校を堪能してもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 大島中は1947年4月、旧海軍兵舎を改造した仮校舎で開校。紀伊大島唯一の中学校として須江、樫野、大島地区の全校生徒167人でスタートした。96年には現校舎を新築。その時にトルコから寄贈されたというタイルが今も、玄関の壁一面に張られている。卒業生の総数は2596人。

 子どもの減少で教員の適正配置が困難になることや部活動が制限されていることなどから、串本中(同町串本)に統合する。2018年4月に統合する案もあったが、生徒や保護者から「大島中で卒業したい」という声が上がり、19年4月の統合となった。大島中の在校生は3年生7人のみ。

 閉校式は、卒業式が終わった後の午前10時15分から。アトラクションとして、老人クラブの踊りの他、須江、樫野、大島の3地区による祭りの舞、航空自衛隊串本分屯基地の隊員による演技が披露される。


写真【本年度で閉校する大島中学校(和歌山県串本町須江で)】

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