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観光地の名称が道路標識に 沖縄の万座毛なども起用

交差点の標識に観光地名称を表示する、新しい取り組みについて紹介する(写真はイメージ)
 観光地などでドライブをしているとき、道路標識がわかりにくく迷った経験はないだろうか。実は現在、交差点の標識に観光地名称を表示するといった試みが始まっている。このおかげで観光地へのわかりやすい案内につなげるのが狙いのようだ。どんな場所がそのような表示をされるのだろうか。そのしくみとともに、現在すでに変更が完了している場所をいくつか紹介しよう。

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■観光地名称が表示される場所は?

 名称の表示内容については、地域の意向を拾ったうえで、道路標識適正化委員会において調整されてから決定される。調整では、観光関係者や都道府県公安委員会などとも連携して進行しているようだ。もちろん、交差点名標識と周辺の案内標識等の整合を図りながら、ということになる。

 対象となるのは、直轄国道等で、かつ、観光地等に隣接していたり、観光地等へのアクセス道路の入口となる交差点の「交差点名標識」だ。表示する名称等は、著名な観光地、名所・旧跡、文化施設だ。その際、標識によるその名称の表示が、各都道府県に設置され、関係する道路管理者が参画し、標識等の表示内容等を検討する道路標識適正化委員会で認められるものでないといけない。

■最初に変更されたのは鹿児島市「旧集成館」

 では、最初に変更された場所はどこだったのか。平成27年7月に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された「旧集成館」(鹿児島県)に隣接する交差点の交差点名標識を平成27年11 月 24 日に「旧集成館前」の表示に変更されたのを皮切りに、全国の交差点名標識の改善がされた。「交差点名標識への観光地名称の表示」(国交省)より、ほかにもいくつか紹介する。

・サラブレッド銀座駐車公園入口(北海道)
 北海道新冠町国道235号上に、改善前は表示がなかったところに「サラブレッド銀座駐車公園入口」「Thoroughbred Ginza Parking Area Ent./英語表記」と表示された(平成28年6月28日)。

・葛西臨海公園前(東京都)
 関東23区内の江戸川区にも改善箇所がある。国道357号上に、改善前は表示がなかったところに、「葛西臨海公園前」「Kasairinkai Park/英語表記」と表示された(平成29年4月27日)。

・万座毛(沖縄県)
 絶景スポットで知られる観光地万座毛(沖縄県)も対象になった。沖縄県恩納村国道58号上に、改善前「恩納(北)」「Onna North/英語表記」が、「万座毛」「Cape Manzamo/英語表記」と表示された(平成28年4月6日)。確かにこれなら迷うことはなさそうだ。

 今後も各地の道路標識適正化委員会が開催され、地域の意向を反映しながら、対象の箇所を増やしていくとのこと。観光地に訪れた際に、交差点で迷わずに目的地に到着ができたらきっとこの改善のおかげだろう。交差点でどっちに進んだらいいのか迷ってしまうことは多いものだ。この迷いが減っていけば、交差点での交通事故の軽減につながるに違いない。

<文/竹谷希美子(ファイナンシャル・プランナーCFP)>
【監修/SAKU】
しあわせな人生をデザインする会社、人生とお金をコンセプトとする編集制作プロダクション。これまでの金融・経済やマネーのイメージをくつがえす「発想力」を展開中。



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