AGARAKiiLifeみかんKiiSearch
「田辺が大将」選手に届け 応援団も熱い夏、田辺高
 田辺高校(和歌山県田辺市学園)の応援団が、和歌山市の紀三井寺球場で始まった全国高校野球選手権和歌山大会に向け、練習に汗を流している。シード校の田辺は、17日の第2試合で高野山と対戦。田辺の応援団で唯一の男子で、第55代団長の森脇将斗君(3年)は「悔いのないように応援したい」と意気込んでいる。

 「田辺が大将―」。和歌山大会を直前に控えた放課後、高校グラウンドに応援団員の声が響く。チアリーダーを含む団員39人のうち男子は森脇君だけ。応援団にとって最大の見せ場となる夏の同大会に向け、先頭に立って声を出す。

 練習では、試合展開に応じて演奏する「コンバットマーチ」「田高音頭」などの振り付けを確認。ここぞという場面で出す名物の「田辺が大将」では、大きなパネルを持つ野球部員らと動きを合わせている。同校応援団OBで外部コーチの和田真吾さん(44)=田辺市中万呂=からも演舞の指導を受けている。

 和田さんが現役の時は、チアリーダー以外の団員は男子ばかりだったが、年々団員が減っていった。和田さんが卒業した後はチアリーダーだけになった時期もあったという。和田さんは「今は選手を応援したいという女子が多く、にぎやかになった」と話す。

 森脇君ら3年生9人は、この夏を最後に応援団を引退する。森脇君は「団員の動きが良く、声も出るようになった。陸上競技やサッカーをしていて、スポーツの応援も好きで応援団に入った。最後の夏なので気持ちをしっかり届けたい」。「チア長」で3年生の中瀬結さんは「踊る時は笑顔を心掛けている。悔いのないよう応援し、選手に元気を与えたい」と抱負を語る。

 和歌山大会の田辺―高野山は17日午前11時半から始まる。


写真【17日の初戦に向け、練習に励む田辺高校の応援団(和歌山県田辺市学園で)】

更新)