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南部龍神 龍神で仲間と成長
 5月の連休明け、南部龍神の主将吉川輝樹(17)は外野から捕手に転向した。中学までは捕手だったが、昨夏には外野として大会に出場していたこともあり「最初は戸惑い、悩んだ」。それでも実戦で捕手を務めるのは楽しく、チームの勝率も上がった。

 上富田町出身。南部龍神は、吉川を含め寮生活の部員が多い。「皆と一緒にいるので、怒られた日の練習終わりは寮全体空気が重くなるけど、皆で龍神の川などに遊びに行けるので楽しい」。チームの仲も深まった。

 母の友美(42)は「寮生活で優しくなった。野球がしたいと龍神に進学し、皆さんに応援してもらえる選手になれた」と話す。応援席では「悔いのないようにプレーしてほしい」と試合を見守った。

 試合は、2回に守備の乱れで3失点。相手に押される展開が続き、静かになっていたベンチに「声が出てないぞ」と鼓舞した。攻撃でチャンスを生かせず、0―8で8回コールド負けとなった。

 「こちらにミスが出ると相手に流れが行くと試合前に警戒していたが、まさに2回の失点が痛かった。攻撃では走者をかえせず、自分たちの野球ができなかった」と試合を振り返り、「これまでずっと母が支えてくれた。寮生活でありがたみが身に染みた」と感謝の言葉を口にした。 (敬称略)


【8回、相手走者を警戒する捕手の吉川輝樹(19日、和歌山市の紀三井寺球場で)】

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