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春の磯のぞいてみて

磯で捕獲した生き物を展示し、「春の磯」を表現した水槽(和歌山県串本町有田で)
磯で捕獲した生き物を展示し、「春の磯」を表現した水槽(和歌山県串本町有田で)
 和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館は、「のぞいてみよう!串本の春磯」と題して近くの磯で捕獲した魚などの生き物16種約200匹を展示している。5月6日まで。

 季節の行事や面白い生き物をテーマに中身を入れ替える「トピックス水槽」の取り組み。同水族館前の錆浦海岸の潮だまりで飼育員が捕獲。通年生息している魚が多かったという。

 水槽では、3月頃にふ化した1~5センチほどのボラやカゴカキダイ、メジナなどが元気に泳ぎ回っている。水槽内の石にくっつくカエルウオやヘビギンポ、底にはイソクズガニやアメフラシの姿もある。

 飼育員の佐久間夢実さん(26)は「今の時期は魚が少ないイメージがあると思うが、春の磯にも興味を持ってほしい。水槽を見た後に実際に磯に出かけてみて、地域の魚を見るのも面白いと思う」と話している。
黒洋画会の特別展
5月末まで


 串本海中公園センター水族館で、串本町や古座川町の絵画愛好家でつくる「黒洋画会」(植野禎代表)の特別展が開かれている。12人が串本の海や自然にちなんだ絵画15点を展示している。5月31日まで。入館料が必要。

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