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大人に取り組んでほしいこと 和歌山・田辺市で初の「高校生議会」開催へ

新庁舎の6階にある議場(和歌山県田辺市東山1丁目で)
新庁舎の6階にある議場(和歌山県田辺市東山1丁目で)
 和歌山県田辺市議会は今夏、「高校生議会」を初めて開く。「未来のために、大人にいま取り組んでほしいこと」をテーマに高校生と現職市議が意見交換し、実際の議場で発表する。参加する生徒を7日~6月7日に募集する。

 若い世代に政治や議会への関心を高めてもらうとともに、まちづくりに対する意見を市政の参考にしようと企画した。8月17日午前10時半~午後4時、田辺市東山1丁目の新庁舎6階にある議場や委員会室で開く。

 「総務企画委員会」「産業建設委員会」「文教厚生委員会」の三つのグループに分かれ、農林水産業の担い手確保や子育てしやすいまちづくりなどについて市議と意見交換。その内容をそれぞれ報告書にまとめ、本会議で発表する。

 議長らとの昼食会もある。

 対象は、市内にある5高校(田辺、神島、田辺工業、南部龍神、南紀)に通う生徒。募集人数は市議会の定数と同じ20人で、応募多数の場合は抽選する。

 参加希望者は、市のホームページからダウンロードできる応募用紙を提出するか、市のホームページに掲載の2次元コードで申し込む。

 市議会事務局の担当者は「高校生ならではの率直な意見を聞かせてほしい。特に予備知識がなくてもかまわないので、気軽に応募して」と呼びかけている。

 問い合わせは、市議会事務局(0739・26・9940)へ。

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