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(5)「それぞれの、」

 言葉ができなくても友達はできる。例えば日本で言葉の壁がなくても、つながる人と、通り過ぎる人がいるように。その分かれ目は、言葉が不自由だと返って顕著になるようだ。

 パリに来て2カ月、共に過ごす仲間もできた。友人たちの、この街に暮らす理由はそれぞれ。

 結婚相手の国に単身やって来たブラジル人。「日々がアドベンチャー」と言うロシア人には二人の子供がいる。パートナーはいるが、結婚はしないと言うパリジェンヌ。夫婦でフランス語を学びに来たオランダ人…。

 国籍、年齢も違えば立場も違う。比べることなど、とてもできないくらい。食事を共にし、大いに笑い、時に真剣に語り合う私たち。

 「自分の人生を生きる」と言う事をよく知っているから、お互いの人生を認めることができる。

 そんなすがすがしい仲間に出会えたことを、今とてもうれしく思う。



【SUSIパーティー。国籍の違う仲間と夜更けまで語り合った日】

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