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(730)開館2週間

 「第1の目標は開館以来一度も払ったことがない夏と冬のボーナスをスタッフに直接手渡すこと。第2の目標はスタッフの給料を世間並みに引き上げること。第3の目標は、それでも余裕ができたら消費税が上がった時に消費税分だけ値上げしただけで、実質18年間据え置いている私の報酬をちょっぴり上げること…ですかね」

 まあ私の報酬まではあまり期待できないが、これまで我慢してついて来てくれたスタッフには何とか報いたい…という私の願いが通じたのか、13日にオープンした新生エビとカニの水族館は、ナント11日目に入館1万人を突破し、まずは順調なスタートを切ることができた。もっとも、まだ電気代をはじめとするもろもろの請求が来ていないので、収入に対して一体いくらの経費がかかってくるのか戦々恐々といったところだが、アルバイトの増員や駐車場のガードマン、予期せぬ追加工事などの出費がかさんできたので、浮かれてばかりはいられない。もっとも、シルバーウイークに大勢のお客さまが入館してくれなければ分からなかった使い勝手の悪さや不具合が見つかるたびに、休日にもかかわらず飛んできてくれた地元の業者さんには、かかった費用以上に感謝している。

 幸い、旧館に引き続いて置いている伝言ノートにはお褒めの言葉がぎっしりと並び、いくつかの要望はあったものの、心配したクレームは一つもなかった。私たちにとってお金には変えられない何よりの報酬だ。

 「夜の水族館を見学するナイトウオッチングをやりましょうよ」(夜にこんな田舎の水族館へ来てくれるかなあ…)「バックヤードツアーもやりたい!」(ツアーを組むほど広くないけど…)

 スタッフからは次々とアイデアが出てくるが、勢いがある時は止めちゃいけない。できるものはえーい!全部やっちまえ!

 (エビとカニの水族館館長)

写真【1万人目となった小学生にはカブトガニのぬいぐるみを贈った(すさみ町江住で)】

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