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(750)ミッションNo.4

 「海岸をパトロールして漂着物を調査せよ!」

 本紙でも本欄でも何度もご紹介してきたエビとカニの水族館の社会教育活動、海洋ジュニアレンジャーのミッション指令?がとうとう4回目を迎えた。

 とはいっても屋外活動だったNo.1とNo.2はそれぞれ台風接近と大雨で中止を余儀なくされたので、2班に分けて実施した「一日飼育員になって水族館の裏側を調査せよ!」に次ぐ実質2回目。

 そして初めての屋外活動なのだが、いまだに応募が一人もいないのには参った。ホームページやポスター、本紙の告知記事でPRはしているつもりなのだが、知り合いの子どもに聞いてみたら、どうやら“漂着物の調査”というのが“海岸のごみ拾い”と混同されているフシがある。

 海岸に流れ着いた、いわゆる漂着物は確かにごみにしか見えないが、実は私たちにとっては宝の山。

 漁網のビン玉がインテリアとして珍重されるのは別として、洗剤や調味料の容器に書かれている文字を見れば、外国船から投棄されて流れ着いたのではないかと推測できるし、日本製とは異なったデザインにびっくりすることもある。また、長い間海を漂っていたポリ容器や流木などには甲殻類のエボシガイやフジツボの仲間が付着していることがあるし、海岸に流れ着いたほぐれたロープの塊をひっくり返すとヨコエビが飛び出し、ワレカラがうごめいていることもある。傷だらけの空き缶から小さなカニでも出てこようものなら、わけもなくうれしくなってしまう。

 この感激を子どもたちにも味わってもらおうというのが、今回のミッションなのだから、ぜひ多くの子どもたちに参加してもらいたい。

 ちなみに、海洋ジュニアレンジャーは日本財団の「海の学びミュージアムサポート」の助成を受けてユニホームも用意している。待ってるよ!

 (エビとカニの水族館館長)

写真海岸で漂着物を探す子どもたち(和歌山県すさみ町江住で)

更新)