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(753)ミッションNo.5

 「シーカヤックで初夏の海岸を調査せよ」

 海洋ジュニアレンジャー本部? から全国のジュニアレンジャーに新しいミッションの指令が下った。決行は24日の日曜日!

 4月に入り、この春新しく誕生したさまざまな生き物の子どもたちの姿が目立つようになった海岸の水辺は、今が野外観察の好機。そこで、すさみ町が所有する2人乗りのシーカヤックを利用して、大きな船では近づけない磯の浅場へ海から近づき、箱眼鏡で海の中をのぞこうという趣向だ。

 そもそもシーカヤックはグリーンランドやアラスカ、シベリアといった厳しい環境下で暮らす民族が狩猟用に使った革張りカヤックがそのルーツ。そんなシーカヤックを、いかに初心者用とはいえ、いきなり操れるわけではないので、まずは艇の扱い方、乗艇の仕方、パドルでのこぎ方に始まって、転覆した時の艇の起こし方まで、小・中学生でも安全に操れるようになるまで練習することから始まる。そして最終的には交代で一人がこぎ、もう一人が箱眼鏡で海中をのぞくことができるようなレベルにまで教える予定だ。

 ただし、ここで私たちが最も危惧するのは海での活動ということで安全の確保。幸い、海洋ジュニアレンジャーの活動は日本財団の「海の学び・ミュージアムサポート」の助成事業で、ウエットスーツや救命胴衣もそろえ、非常時に備えて監視ボートをチャーターするなど、万全の備えをとることができた。あとは多くの参加を待つばかりだ。

 ちなみに、今回のミッションの参加費は野外活動ということで、水族館の入館料に加えて保険料やぬれた体を癒やす?ホテルの温泉の入浴料などを含み、締めて千円。ぬれてもいい服装と着替えをお忘れなく! 雨天・荒天中止。詳しくはエビとカニの水族館へお問い合わせを。

 (エビとカニの水族館館長)

写真【シーカヤックの基本を学ぶ子どもたち】

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