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(760)甲殻の西遊記オープン!

 「甲殻の西遊記?なんで孫悟空なの?」「このエビやカニが全て日本から来たものだからですよ」「日本から“西に来た”ということか」

 かねてエビとカニの水族館が全面的にサポートして来た北京海洋館のエビとカニの特別展示「甲殻の西遊記」が6月8日、無事にオープンした。体調を崩した私は車いすでの式典参加となったが、中国の人気女優の司会のもと、スピーチや記念品贈呈、ヤシガニを使ったテープカットもなんとかこなし、まずは重畳。頼まれていた子どもたちへのカニの折り紙のデモストレーションも注目を集めた。

 この式典には町立の水族館ということですさみ町の岩田町長も招待されており、中国各地から集まった大手水族館の総経理たちや北京市の来賓、35社も集まったマスコミ関係者に囲まれて日中友好に余念がない。

 もっとも、北京海洋館と言えば年間入館者が200万人を超え、多いときには1日3万人も入るという、桁違いに大きい水族館。今回の特別展の会場だけでもエビとカニの水族館よりはるかに大きいのだから比べものにならないのだが、エビとカニの展示に限って言えば私の企画・設計通りに作られ、解説も私が英文で作ったものを中国語に翻訳したものが掲示されていて、デザインこそ違え、まさにエビとカニの水族館の分館?のような様相を呈している。

 「…これからも北京海洋館とは良い関係を築いていきたい…」

 私のスピーチが通訳されると、大きな拍手が起きた。海洋館のメインフロアには私が撮ったエビやカニの写真約30点が大きく引き伸ばされて飾られていたが、その脇には私の顔写真と経歴まで仰々しく掲示されていて、ちょっと赤面。しかし、すさみという小さな町が北京という巨大都市で披露されたことに喜びを禁じ得なかった。

(エビとカニの水族館館長)

写真【エビとカニの水族館にそっくりな角柱水槽(中国・北京市で)】

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