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(765)わが家の猫族

 最近、わが家に5匹いる猫の長老で、ロン毛の三毛猫みかんがめっきり老け込んできた。

 わが家にワラジを脱いでから既に14年。旧水族館のドアを自ら開いて中へ入り込んできた。追い出すのを諦めた私が家に連れ帰った時点で既に大人だったのだから、おそらく15〜16歳にはなっていると思う。歯が抜けて硬いキャットフードは食べられず、また好き嫌いも昔以上に激しくなった。

 もっとも、相変わらず新鮮な刺し身は大好きで、細かくたたいてペースト状にしてやると、ホニャホニャ言いながら食べている。

 次席長老の白猫ハクも、一時期6キロあった体重が減ってスリムになり、出無精になった。ケージから外へ出してやろうとしてもイヤな時は爪を立てて抵抗するし、外に出ても早々に帰ってくることが多い。

 3番目が左手の無いハッチで、交通事故に遭って瀕死(ひんし)の状態からよく復活したものだと思う。正直わが家の庭へ迷い込んできた時は死ぬのも時間の問題だと思われたが、獣医師のI先生の手当てとハッチの生命力がマッチしたのだろう。もっとも、切断して縫い合わせた左手を引きずりながらも外で遊ぶのが大好きなので、しょっちゅう傷口が開いて、わが家にいる方が長いかI先生宅に入院している方が長いか…状態にある。しかし、雄であるにもかかわらず面倒見がよいので、4番目のサスケも5番目のきじ猫マルも立派にしつけてくれた。

 サスケは男盛り。いささか太り過ぎのきらいはあるが、夜になると私の膝に乗せてとせがむ。一番若いマルは私の孫と一番の仲良しで、耳や尻尾を引っ張られてもイヤな顔もせず、孫が大の字になって寝ていると、いつの間にか隣で同じように大の字になって寝ている迷コンビだ。世話は大変だが5匹の猫に囲まれて暮らすのも悪くない。

 (エビとカニの水族館館長)

写真【森家の猫族(すさみ町江住で)】

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