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「川舟運航連絡協」設立へ

 「熊野川川舟下り懇談会」が26日、新宮市役所であった。川下りを運営する新熊野体験研修協会と市、近畿運輸局、市観光協会ら関係8機関から18人が出席。1年間の運航を通じて表れた課題などを協議したほか、事業の円滑な運営と発展を目的に出席機関を中心とした「川舟運航連絡協議会」(仮称)を本年度末までに設立することを決めた。

 懇談に先立ち、昨年9月25日の運航開始から今年9月末までの約1年間で事故や乗客とのトラブルなどは1件もなく安全に運航できた一方、PR不足から乗船客数は4760人で、目標の年間5000人を下回ったことなどが報告された。

 出席者からは「延長16キロ、1時間半の舟下りは長い。短縮コースも必要ではないか」や「途中で島に上陸して弁当を食べるようにしてはどうか」などの意見が出た。「運航は絶対安全が条件。しかし、救助などの各種訓練が実施されていないのは問題だ」と指摘する声もあった。

 熊野川川舟下りは、川の参詣道として世界遺産に登録された、熊野川の熊野本宮大社(田辺市)―熊野速玉大社(新宮市)間40キロの一部、新宮市熊野川町田長から速玉大社までの16キロがコース。


【連絡協議会設立などを決めた川舟下り懇談会(26日、新宮市役所で)】

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