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大辺路に救急標柱 安心して古道歩き

 熊野古道「大辺路」を安心して歩いてもらおうと白浜町とすさみ町、県でつくる世界遺産大辺路地域協議会が、白浜町富田坂からすさみ町との境の仏坂途中の15・5キロに緊急時の目印となる救急標柱31本を設置した。本年度中に、仏坂の残りの部分とすさみ町の長井坂にも設置する。

 標柱は高さ約1・4メートルの丸太で1〜31番までの番号を付けている。起点の白浜町富田、草堂寺から約500メートル間隔で、4月〜11月に設置した。事故や急病などの通報の際に、標柱番号を告げることで消防、警察などが、急病人や事件発生の場所を探しやすくなるという。歩く人が道を外れていないか確認したり、歩いた距離を計算したりもできる。

 7日には、標柱が正しく設置されているかを調べるため、白浜町の消防本部職員9人と町観光課職員1人、西牟婁振興局産業総務課職員1人が現地を訪れた。同町消防本部管内の草堂寺から安居辻松峠(10番)までの設置場所の位置を衛星利用測位システム(GPS)を使って確認した。

 町観光課は「距離の目安になるし、万が一の時のために素早い対応ができるので、来訪者は安心して歩ける」と話した。

 今後、標柱設置場所を記載した地図を白浜町消防本部、白浜署、町役場観光課に配布し、通報があった場合の対応に備えるという。


写真【救急標柱が正しく設置されているかを確認する白浜町消防本部職員(7日、白浜町で)】

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