AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

世界遺産などテーマに 日本風景街道熊野

 道を活用して地域づくりを進める国土交通省と県の事業「日本風景街道熊野」の活動を盛り上げようと11日、田辺市新庄町の県立情報交流センター「ビッグ・ユー」で催しが開かれた。分科会ではNPO法人、県、田辺市の関係者、学識経験者らが、まちおこしや世界遺産の保全、道と観光といったテーマで話し合った。

 国土交通省が中心になって進めているこの事業で、県も観光地熊野の道路景観の活用に乗り出している。昨年11月には、同市中辺路町と新宮市熊野川町で、地元住民が観光客に特産品を販売する「屋外カフェ」を開催した。

 午後から、分科会の5つのテーマ別に発表・報告があった。

 世界遺産の保全・管理がテーマの分科会で、NPO法人「漂探古道」の那須正治さんが、熊野古道を歩く観光客の安全対策について報告し、古道を訪れる外国人にとって、分かりやすい案内標識の設置を提案した。

 美しい景観について考えた分科会では「(花植えや清掃の)美化活動がまちづくり、自分づくりへとつながる」、道と観光をテーマに話し合った分科会では「道は文化的景観を生かす脇役的な役割がある」などの報告があった。

 この日、会場内では、日本風景街道熊野への参加団体の日ごろの活動状況を紹介したポスターが掲示され、来場者が興味深げに見ていた。


写真【分科会ではまちおこしなどをテーマに話し合い、報告した(11日、田辺市のビッグ・ユーで)】

更新)