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古道の保全など学ぶ 留学生が研修

 国際協力機構(JICA)主催の研修事業で来県しているアジアや南アメリカからの留学生5人が14日、田辺市中辺路町を訪れた。学生らは17日まで同市本宮町に滞在し、熊野古道を歩いたり、県世界遺産センターの講義を受けたりして、世界遺産の保全と活用について学ぶ。

 研修は、来日1年目の留学生を対象に、文化や歴史について理解を深めてもらおうと実施している。講義や現地学習を通して、世界遺産登録と地域振興がどのように結び付いているのかなどを学ぶ。

 参加者の出身国は中国、バングラデシュ、ボリビアなど。6泊7日の日程で仁坂吉伸知事を訪問したり、地元住民と交流したりもしている。最終日には留学生が自国の文化財を事例に、保護のための計画案を報告し合う。

 14日は、田辺市中辺路町の滝尻王子周辺と牛馬童子周辺を散策。藤原秀衡にまつわる伝承など、熊野古道の歴史について勉強した。

 バングラデシュから早稲田大学に留学しているシュモン・シャハさん(29)は「広川町では自分が研究している防災について勉強でき、有意義に感じている。熊野古道でも文化と合わせて自然災害とのかかわりを学びたい」と話した。


写真【滝尻王子周辺を散策し、熊野古道にまつわる歴史を学ぶ留学生ら(14日、田辺市中辺路町で)】

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