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熊野古道で道普請ウオーク

 田辺市本宮町で18、19の両日、熊野古道歩きを楽しみながら、古道の補修作業を体験する「道普請ウオーク」があった。2日間で、約40人が参加し、江戸時代に整備された石の階段を取り戻そうと作業に励んだ。

 道普請ウオークは、和歌山健康センター「熊野で健康ラボ」(同市本宮町)が、健康指導を取り入れた熊野古道歩き「熊野で健康ウオーキング」の開始1周年を記念して企画した。

 これまでに健康ウオーキングに参加した人や地元で活動している語り部らが参加した。

 参加者は血圧や体調チェックを済ませた後、発心門王子からウオーキングを開始。三軒茶屋跡―祓戸王子(約2キロ)にある、300年ほど前の江戸時代中期に整備した古道のうち約30メートルで作業した。

 県世界遺産センター職員らの指導を受けながら、参加者はスコップやくわを使って、長い年月で土が流れ込んで埋もれてしまった、石の階段や排水溝の土、石、木の根を丁寧に排除した。その後、取り除いた土を古道のえぐれた部分に入れ、踏み固めて補修した。

 田辺市本宮町から参加した石丸美穂子さん(36)は「以前気持ち良く歩いたこの道で保全活動に参加できると知り、応募した。いろいろな世代の人と話しながら作業をすることで、たくさんのことを学べたし楽しかった」と話した。


写真【石や土を掘り出し、古道を整備する参加者ら(田辺市本宮町で)】

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