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世界遺産の景観守る 県が条例制定へ

 仁坂吉伸知事は3日、世界遺産に登録されている高野、熊野の景観を守るため、県条例をつくる考えを明らかにした。来年2月の制定を目指し具体的な内容を検討しているという。

 仁坂知事は3日の記者会見で「熊野や高野の雰囲気を俗化させず残していきたい。景観条例をつくるよう指示している」と述べた。

 国が2005年6月に施行した景観法に基づき、地方自治体は景観条例を作成し、建築などを規制することができる。県によると、昨年8月現在で全国都道府県では青森、茨城、長野、岐阜、山口の5県がすでに景観条例を制定済みという。

 条例づくりに取り組んでいる県都市政策課によると、地域の特色などからどういった景観が好ましいか定めた上で、景観区域を制定し、建物や看板などのデザインや高さなどを規制する方針。景観区域内では、景観面から守るべき建物や樹木を指定することができ、増築や撤去、伐採などを許可制にすることも条例で定めることができるという。

 同課は「世界遺産登録地が対象になってくるが詳細は未定。県がどこまで規制や制限をかけていくのか、地元住民と話し合いを進めながら決めていきたい」と話している。


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