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藤白神社など訪ねる 古道歩き20回目で完結

 みなべ町文化財審議会と町教委主催の熊野古道を訪ねるツアーがこのほど開かれ、町民が海南市の藤白神社などを訪ねた。3年間、計20回にわたって県内を中心に熊野古道関連の主要な場所を巡り、今回で完結した。

 ツアーは2004年、高野・熊野の世界遺産登録を機に、印南町の切目中山王子から訪ね始めた。中辺路と日高地方の熊野古道はすべて、大辺路やその他の県内の熊野古道は主要な地点を巡った。

 いずれも、山本賢町文化財審議委員長(79)が案内した。

 今回は町民約30人が参加し、海南市にある藤白神社―所坂王子跡の約6キロを歩いたほか、一壷王子跡、竹園社などをバスで訪ねた。

 山本さんは、藤白王子跡の藤白神社が県内の九十九王子で歴史、社殿ともに最も古く、五体王子社として格式も高いと説明した。

 そのほか、有間皇子の墓や筆捨松、藤白峠などを訪ねた。

 橘本神社の神主宅では、ミカンの原種であるタチバナの、県内で最も大きいといわれる樹齢約140年の木を見学。家人の好意で、実を味見した。


写真【巨勢金岡が筆を投げ捨てたという逸話が残る筆捨松の硯石を見学するみなべ町民(海南市で)】

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