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JRの駅を発着点に大辺路歩きを企画 熊野人倶楽部

 和歌山県の白浜町内に事務局を置き、定期的にウオークイベントを開いている住民団体「熊野人倶楽部」(浜田八洲男代表)は、JRの駅を発着点にして主に大辺路を歩くイベント「駅間ウオーク」を計画している。年内は単発的に、年明けからはシリーズとして連続開催したい考えだ。

 「大辺路を歩く場合、ハイカーにとって交通の便が課題の一つ。駅で集合・解散することで便宜を図ることができれば」と浜田さん。

 JR西日本などJR6社と県が9月から実施する観光キャンペーン「和歌山デスティネーションキャンペーン」を起爆剤ととらえ、その後継続的に実施できる取り組みの一つとして考えている。

 歩くコースは、倶楽部がこれまで実施したウオークイベントの内容を基にし、実施時期や時間帯によって細かく見直しして設定する。紀伊田辺―朝来、朝来―紀伊富田、紀伊富田―紀伊日置(または椿)、紀伊日置―周参見、周参見―見老津の各駅を発着点にして計画している。

 このうち紀伊日置駅―周参見駅は、安宅坂を経て周参見駅に至る駅間8・5キロのコース。安宅坂には幾つもの石畳と3カ所の版築(段築)、5基の石仏が残っている。

 同倶楽部のメンバーらが今春、刈り開いた古道で、ほかに中世の水軍領主「安宅氏」の出城跡や寺社も巡る。「駅間ウオークシリーズの目玉コースの一つになる」と関係者らは期待している。

 浜田さんは「年内はジオパークと世界遺産を組み合わせた活動を主にし、その間に単発で駅間ウオークを取り入れたい。年明けからはシリーズとして連続して実施したい」と意欲をみせている。


写真石畳や版築が残る安宅坂。駅間ウオークの目玉コースの一つと期待されている(和歌山県すさみ町周参見で)

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