AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

古式ゆかしく奉納 熊野那智大社「那智田楽」

 世界遺産に登録されている和歌山県那智勝浦町那智山の熊野那智大社で14日、例大祭「那智の火祭り」が営まれた。午前中、大社境内の特設舞台でユネスコ無形文化遺産の「那智田楽」が古式ゆかしく奉納された。

 那智田楽は応永年間(1394〜1428)に京都から伝わったとされる伝統芸能。田を耕して稲が育つ様子を舞で表現したとされ、華やかな装束を身にまとった氏子らが、木片を連ねた打楽器「ビンササラ」や締太鼓、笛を鳴らして舞った。

 舞台では稚児による「大和舞」も奉納され、多くの参拝者を魅了した。

 火祭りは、大社に祭られる熊野権現12体が、那智の滝を表したといわれる高さ6メートルの扇みこしに乗り、かつて鎮座していた滝前の飛滝神社に里帰りする神事。「扇祭り」ともいわれる。昼すぎには滝前で、大たいまつによる炎の乱舞が繰り広げられた。


写真火祭りで那智田楽を奉納する氏子ら(14日、那智勝浦町那智山で)

更新)