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各地の世界遺産紹介 本宮でユネスコのフォーラム

 県ユネスコ連絡協議会主催の「『紀伊山地の霊場と参詣道』世界遺産登録10周年記念フォーラム」がこのほど、田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館で開かれた。日本ユネスコ協会連盟(東京都)の青山由仁子さんが世界や国内の世界遺産について紹介した。

 県内のユネスコ協会員ら約80人が参加した。青山さんは同連盟教育文化事業部に所属し、世界遺産・未来遺産事業を担当している。「日本における世界遺産の現状」と題して話した。

 世界遺産は、世界中の文化や自然などの多様性を理解する平和な社会への手段であると紹介。1960年代、ナイル川流域にあったヌビア遺跡の救済キャンペーンをきっかけに始まったことを説明した。

 日本にある世界遺産を列挙しながら近年のニュースや課題を挙げ、富士山や富岡製糸場について概要を解説。現在、暫定リストにある候補地にも触れた。日本ユネスコ協会連盟について「持続可能な平和社会の構築に向け活動していく」とまとめた。

 パネル討論もあり「未来に引き継ぐべき遺産 人類が共有する有形・無形の宝物」のテーマで真砂充敏田辺市長、九鬼家隆熊野本宮大社宮司、田辺市熊野ツーリズムビューローの多田稔子会長、青山さんが登壇して意見交換した。語り部学習に取り組む地元の小学生と中学生による熊野古道の紹介もあった。


写真世界や国内の世界遺産について解説する青山由仁子さん(田辺市本宮町本宮で)

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