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韓国から初ツアー 田辺市本宮町、森林セラピーなど体験

 韓国の旅行会社が企画したヘルスツーリズムのツアーで、韓国人12人が16日、和歌山県田辺市本宮町を訪れ、森林セラピーなどを体験した。これまで韓国から大学や自治体、旅行会社の関係者が視察や研修で訪れているが、一般のツアーは初めて。

 本宮町のNPO「熊野で健康ラボ」(木下藤寿代表)が、自然環境を生かして健康の回復や増進を目指すヘルスツーリズムを進めており、これに韓国の大学や自治体が注目し、2012年から視察や研修で訪れるようになった。

 今回、ツアーを企画したのは韓国の旅行会社「フェア・トレード・コリア・ツアー」。昨秋、順天(スンチョン)市と一緒に健康ラボの取り組みを視察し、「世界遺産というだけでなく、健康ラボのプログラムがユニーク」と興味を持ち、生活協同組合(COOP)に慰安旅行先として呼び掛けた。添乗員は「COOPは地域密着の活動をしているので、単なる観光でない体験型旅行がいいと思った。健康をテーマにした取り組みは最適」という。

 参加したのはCOOPで働く女性たち。初日は木下代表からウオーキングの説明を受け、健康チェックをした後、発心門王子から熊野本宮大社まで約7キロある熊野古道を歩いた。途中、森の中で丸太の上に横になる横臥(おうが)外気浴を体験。クアハウス熊野本宮では、温泉プールを使った水中運動もした。

 30代の女性は「ここでの体験は新鮮そのもの。とりわけ森の中で横になって空を見上げる体験は心に残った。空気もきれい。来て良かった」と話した。

 ツアーの添乗員は「健康については韓国でも関心は高い。熊野へのツアーは今後も企画できればと思う」。木下代表も「視察だけでなく、一般のツアーも誘致したい」と語った。


写真熊野古道を歩く韓国からのツアー客(16日、和歌山県田辺市本宮町で)

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