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かかしが出迎え 熊野古道沿い

 和歌山県田辺市中辺路町高原の熊野古道沿いに、かかしがにぎやかに飾られている。里山の風景に溶け込み、古道を歩く人や観光客を出迎えている。

 地元の西山一朗さんらが地区を盛り上げようと企画した。棚田を利用し「かかしコンテスト」などをしている奈良県明日香村を昨年秋に視察し、今年試験的に取り組んだ。

 西山さんは、地元の月岡信雄さん(75)のほか、地区出身者や知人ら3人に呼び掛け、10月下旬に一日で作り上げた。

 材料はヒノキの間伐材や稲わらを使い、服や靴、帽子は地区住民らに呼び掛けて集めた。腰を掛けて休む山林労働者、観光客の男女カップルなど6体が出来上がり、高原熊野神社近くの古道沿いに飾った。

 昼間は一緒に写真を撮る人もいて人気だが、月岡さんは「少し不気味かも。私自身も夕暮れに見て怖かった」と苦笑いする。

 来年には賛同者を募って増やしたい考えで、西山さんは「若者にも参加してもらい、地区を盛り上げることができればと思う。地区外の人にも手伝ってもらいたい」と意欲を見せる。


【熊野古道沿いに飾られたかかし(和歌山県田辺市中辺路町高原で)】

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