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熊野古道の補修を体験 インドの観光関係者

 インドのマハラシュトラ州観光開発公社の総裁らが19日から4日間、和歌山県内の熊野古道などで観光のおもてなしについて学んだ。21日には田辺市本宮町の熊野古道で道普請を体験した。

 県とマハラシュトラ州は観光・食品加工分野での協力に係る覚書を締結、県世界遺産センターと同州アジャンタビジターセンターは交流協定を締結している。

 同州には世界文化遺産のアジャンタ・エローラ石窟群があるが、観光客の受け入れや情報発信などのノウハウが不足、観光資源や施設が十分に活用されていないという。県は国際協力機構関西国際センター(JICA関西)の委託を受け、同州での観光のおもてなし支援事業をしている。

 一行11人は高野山の視察などの後、田辺市本宮町を訪れた。道普請は式水茶屋跡近くの熊野古道で体験。地元住民と一緒に傷んだ場所に土を入れて補修した。指導は昨年12月に今回の訪問者らを対象に同州で接客や情報発信、世界遺産の保全について説明した県世界遺産センターの辻林浩センター長(71)らが務めた。

 道普請を終え、マハラシュトラ州観光開発公社代表取締役のパラーグ・ジャイン・ナイヌッティヤさん(41)は「地元の方と一緒に世界遺産を守る活動をどう進めていけばよいかを学ぶことが目的。日本と同じようなおもてなしをしていきたい」と話した。今後も同州での研修を予定しているという。


写真【熊野古道で道普請を体験するマハラシュトラ州の観光関係者(21日、和歌山県田辺市本宮町で)】

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